平成13年(2001年)高齢者福祉センター聖母ホームのグランドオープンの際に入職した頃は、特養の一般介護員でした。オープン前は養護老人ホームのみであった為、5事業を加えたオープニングスタッフは、オープンに備え、新卒者のみならず様々な介護経験者が集められ、施設をみんなで一から作る楽しさと大変さを味わいました。
その後、介護主任を任され数年後には教育係となり、ご利用者の直接介助より人材育成が主となりました。更にその後、相談員を歴任し、現在は高齢者福祉センター聖母ホームの施設長です。
振り返ってみれば、どの仕事もその時その時大変な事も多々ありましたが、仕事を覚えていくにつれ人とのふれあいを含め、楽しい、面白いといった思いも湧き上がって来るようになります。長く働いておりますと、たくさんのご利用者お一人お一人の人生の最期まで関わることができ、私達職員にとって他には代え難い懐かしい思い出となります。
聖母ホームで仕事をしていく中で、求められる役割が変わり職種が変わり、それらを経験させてもらった事により、それぞれの職種が私を育ててくれたのではないかと、今思います。